まず基本情報について
全長10.93m全幅3.74m全高3.03m重量59.7t(A5)懸架方式トーションバー方式速度72km/h行動距離500km(整地)主砲
- A0-5:44口径120mm滑腔砲
- A6-:55口径120mm滑腔砲
副武装MG3A1 7.62mm機関銃(同軸×1、対空×1)装甲複合装甲エンジンMTU・MB 873ka-501・V型12気筒液冷4ストロークターボチャージドディーゼルエンジン
1,500馬力/2,600rpm乗員4名
バリエーション
レオパルト2AV原型車両。レオパルト2A0第1バッチ生産車両。レオパルト2A1第2-3バッチ生産車両。レオパルト2A2第3バッチに改良した第1-2バッチ生産車両。レオパルト2A3第4バッチ生産車両。

レオパルト2A4(ポーランド陸軍)
全128輌がレオパルト2PLへと改良されることが決定[10]レオパルト2A4第5-8バッチ生産車両。A4以前の車両も改良が行われ全てA4扱いとなっている。
輸出
1980年代までは輸出は順調ではなかったが、1990年代に入ると冷戦終結に伴う軍縮によりドイツ連邦軍(ドイツ再統一前は西ドイツ軍)が余剰となったレオパルト2を安価に提供したことから輸出が活発化した。今日では欧州向け輸出に広く成功したことから、事実上の欧州標準戦車と呼ばれるまでになっている[3]。主な理由は、以下である。
- 堅実かつ発展性のある設計により使用国独自の改修を施す余地が大きい。
- 要望に応じた仕様変更にも対応する柔軟なサポート態勢。
新車のレオパルト2A5やレオパルト2A6の輸出も行われているが、ドイツ連邦軍が配備する車両とは細部の仕様が異なる。
オランダはM1エイブラムスについて、コストが高いことと120mm砲の装着を拒否されたことから不採用を決定して、1979年3月2日に445輌のレオパルト2を発注した。ドイツ本国に次ぐ保有国であるが、やはり冷戦終結後の軍縮政策によりドイツと同様に発生した余剰車輌の輸出国となっている。

Stridsvagn.122(スウェーデン陸軍)

Pz.87(スイス陸軍)
スウェーデン陸軍が1990年代からStridsvagn.103C(Strv.103C)の後継として購入したStridsvagn 122(英語版)(Strv.122)は、当初の計画ではA5そのものだったが、購入ののちスウェーデンでの運用思想に合わせて独自改良(A5では見送られた車体前面と砲塔上面に装甲を追加、レオパルト2では初のC4IシステムとなるTCCS(Tank Command and Control System)の搭載)を行った結果、重量が62.5トンに達した。このため機動力は犠牲となるが、スウェーデン仕様車はドイツ連邦軍の装備している通常型のA5やA6よりも優れた防御力を有している。現在では同様の改良を施したレオパルト2A6EX相当の仕様車をギリシャ陸軍(A6HEL)、スペイン陸軍(後述)、デンマーク陸軍(A5DK、A5とA6EXの中間的なモデルで追加装甲は車体前面のみ)も装備している。最近ではレオパルト2A6Mと同様の地雷防御改良を施したStrv.122Bという車両が発表されている。なお、Strv.122配備までのつなぎとしてレオパルト2A4もStrv.121の名称でリースしていたが、装甲工兵車に改造するために買い取られた一部を残して現在は全て返還されている。
Wikipediaより抜粋
Wikipedia-レオパルト2
スイスは1983年8月24日に35輌を発注し、1987年12月には345輌の追加ライセンス生産を始めた。Panzer.87 Leopard(Pz.87 Leo)として配備されており、車体後部に大型のマフラーが取り付けられているのが特徴的である。現在はPz.87 Leo(レオパルト2A4)を基にPanzer 87 Leopard Werterhaltung(Pz.87 Leo WE)と呼ばれる改良型を独自に開発した。隔壁装甲(ショット装甲)とは異なり、APFSDSに対する防御力を持った強固な垂直の増加装甲を砲塔前面および側面に装着しており、砲塔部の防御力はA5やA6よりも優れている。車体底面にはレオパルト2A6Mと同様の物と考えられる地雷防御改良が施されている。装填手用ハッチ後方には全周旋回可能な遠隔操作式銃架を設置し、12.7mm重機関銃を据え付けている。
スペインは、1990年代に入りスペイン陸軍が保有する戦車の旧式化の問題を解決するため、それらを一気に置き換える目的でレオパルト2E(英語版)を導入することとなった。これに併せて、ドイツ連邦軍陸軍からレオパルト2A4を乗員訓練のために108両を5年間リースすることも決められた(後にリース中のレオパルト2A4を正式に購入している)。レオパルト2Eのライセンス生産は当初はA5と同仕様にする計画だったが、導入計画中にA6が登場したため、仕様をA6と同等に変更して生産・導入されることとなった。製造は最初の30両をKMW社が、残りをサンタ・バルバラ・システマス社(現:ジェネラル・ダイナミクス・ヨーロッパ・ランド・コンバット・システムズ)がライセンス生産した。
ポーランド陸軍は2002年にレオパルト2A4を導入し、2010年代からはラインメタルとの共同でレオパルト2PL(英語版)への改修計画を進めている。その試作車両は2020年5月8日に完成した。
シンガポール陸軍は2006年にレオパルト2A4を導入し、2010年にはAMAPパッケージの導入による装甲の強化とネットワーク通信機能の追加を行ったレオパルト2SGへと改修した。
2000年代初頭、カナダ陸軍は戦車戦力をストライカーMGSに置き換えて廃止することを計画していたが、アフガニスタン紛争に投入したレオパルトC2(レオパルト1のカナダ向け)が効果を発揮したためこれを撤回し、2007年にオランダとドイツから急遽レオパルト2を調達した。その後アフガニスタンの戦訓を取り入れる形で装甲の強化などを施している。
トルコは国産の新型戦車導入までのつなぎとしてレオパルト2A4を導入し、2010年代からはAMAPパッケージの導入などを行ったレオパルト2NGへの改修を計画している。
2007年には、チリ陸軍もマルダー歩兵戦闘車と併せてレオパルト2A4を導入した。
2023年、ロシアのウクライナ侵攻に対するウクライナ支援の一環として、西側各国が装備しているレオパルト2の輸出が検討され始めた。同年1月20日に行われたウクライナへの軍事支援を巡る関係国会議では、ドイツ政府が賛成しなかったため戦車輸出は認められなかった。同月25日、ドイツは方針転換し、ウクライナにレオパルト2を14両供与すると発表した。他国からの供与も承認し、12ヶ国が総数100両をウクライナに供与する見通し。
レオパルト2が戦況にどう影響するのか今後が楽しみだ。もちろん戦争を容認しているわけではないが。
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